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2018/04/06

みよしふるまち/縞田理理 「台所のドラゴン」 1巻 ジーンピクシブシリーズ KADOKAWA

 東欧「風」なとある国に留学した自然や動植物が好きな画家志望の女性が、とあるきっかけで部屋の中で見つけた卵から、トカゲとも何ともよく解らない動物が孵化してきます。  いつしか、種類も判らないその生きものと、東欧の「ドラゴ(いわゆるドラゴン)」伝説が重なっていき。。。

 偶然出会った生きもの(どう見てもドラ(ry )と一緒に、遠い東欧の片田舎の小さな小屋で一人暮らしをする少女(見た目)が、絵画学校に通いながら、狭い小屋(寝室も台所も一部屋)で日々を過ごす、そういう作品です。

 ”ドラゴン”がメインと言えばメインなのですけど、あくまで「急に現れた同居人」。ペットといえばそうなんですが、彼女にとっては先輩として部屋に棲み着いているヤモリと同等扱い。「一緒に住む隣人」といった雰囲気な気がします。ストーリーのメインはあくまで、日本を飛び出し、知人も最小限しかいない東欧のどこかの国で、自分が何をしたいのだろうという部分を探し、小さく悩みながら、「一緒に住む隣人」に癒やされる(時に振り回されますが(笑))といったところ。

 ざっくり言えば、若い女性の絵画を通じた自立への歩みと、その生活をちょっと潤してくれる、小さな”隣人”との交流を描く作品、と言った方がいいんでしょうかね。。

 原作では主人公はもう少し”年上”なのだそうで、コミックスにするに当たって、原作者も交えて年齢設定は下げたそうですけど(見た目が”小さい”のはまた別な気がしますが(笑))、どこか落ち着いて大人びた雰囲気を醸し出しているのは、その原作の雰囲気が残っているのかもしれません。

 とりあえずまあ、ドラゴンの漫画というよりは、東欧の田舎で自立を目指すレディー+可愛い動物+ファンタジー要素がほんのり、と言った塩梅の作品だと思ったらよろしいかと。
  

  

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