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2018/02/06

井上小春 「死神坊ちゃんと黒メイド 」 1巻 サンデーうぇぶりSSC 小学館

 ”魔女の呪い”によって、手に触れるものから生命エネルギーを吸い取ってしまう=殺してしまう体質となってしまった貴族出身の少年と、その少年の面倒を見る、”ちょっと困った”メイドとのやりとりを描く、ちょっとHなコメディー作品。

 主人公の少年は、別に死に神や悪魔というわけではなく、子供の時代に”魔女”に掛けられてしまったその”呪い”のために家族からも隔離され、生きものや草花すら触れる事ができなくなってしまい(触れると死んだり枯れてたりしてしまう)、寂しい日常を送っています。
 その少年の面倒を見る立場のメイドですが、まあ容赦なく”実に困った迫りかた”で、少年を”誘惑”し、翻弄してきます(笑)。

 少年は触れることができない(=優しい)訳ですが、もうチラリズムから何からで寸止め的にメイドに精神攻撃されまくるというか(笑)。大人しく静かに、けど大胆にチラチラと迫るメイド、、、病的と言ってもいいかもしれませんが(笑)、それに必死にあがなうウブな少年と、翻弄しつつもある意味では優しいメイドとの、微妙な交流を描いている、と言ったらいいんでしょうかね。

 魅惑的と行っても少年誌レベルです(笑)。
 そんなに露骨ではありませんが、まあ普通の少年なら理性と忍耐で耐えるところを、物理的に「触れてはいけない=相手の死」という枷をはめる事で、コメディーとしても成立していますし、心情的な葛藤で乗り切るしかない、という部分もある意味、うまく描けているんじゃないかなあと。

 まあ基本はコメディーですが、状況設定が結構よくできているので、二人のやりとりがなかなか面白い、そんな作品です。

  

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