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2017/04/03

白浜鴎 「とんがり帽子のアトリエ」 1巻 モーニングKC 講談社

 魔法使いの魔法はどのように編み出されるのか、、、その秘密は、「ペンとインク」に隠されていた。。

 幼少の頃から魔法使いの憧れていた少女は、本物の魔法使いに出会ってこっそりとその秘密を垣間見てしまい、その昔に見知らぬ人から渡された<ペンとインク>で、”事故”を起こしてしまう。。

 そんな事件をキッカケとして、突然、魔法使いの学校に行くことになってしまった主人公の少女は、右も左も判らない、魔法の基礎も知らない転入生。小さな頃から魔法の知識を学んできている少年少女達に混じっていがみ合いながら、少しずつ”魔法の基礎知識”に触れていくことになります。

 「魔法」の発現の仕組みについての設定が中々面白い、正当派ファンタジー作品ですね。

 前作品の「エニデヴィ」は、オシャレ好きな天使と生真面目な悪魔が、世界を巻き込み騒動を起こすドタバタ・ギャグコメディーでしたが、絵柄もそうですけど、セリフや展開も含めてセンスが良い作品だなあと思っていました(ちょっとドタバタ過ぎたかもしれませんけど(笑))。

 この絵とセンスは武器だなあと思いましたが、それを正当派ファンタジーということで存分に活かせているのがこの作品。”誰でもなろうと思えば魔法使いになれる(けど修行はしてね)”という設定の独創性も、なかなか面白いですね。

 ある意味、この絵でドタバタコメディだと何だかギャップがあって面白い反面、このギャグ作品にこの絵のクオリティは、オーバースペック過ぎて少し勿体ない気もしていたんですが(実写コメディと思えば、まあアリなんでしょうけど。ちなみに私はああいうコントは好きです(笑))、この作品では持ち味を存分に活かせているんじゃないかなあと思います。

 まだまだ世界観の説明だけで1巻が終わり、それもまだ描き切れていないスタート地点ですけど、センスの良い絵柄を活かして、どんどん面白くなっていくんじゃないかなあと思います。

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