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2016/10/25

山西正則 「放課後!ダンジョン高校」 7巻 リュウコミックス 徳間書店

 とある離れ孤島にある高校ですが、高校とは名ばかり。実態は、その高校に出入り口のある古代遺跡=<ダンジョン>(魔窟)で発掘をするため、生徒達は授業そっちのけでお宝を求めてダンジョン探検に繰り出すという(先生もグルです)、そんな謎の古代遺跡の冒険譚、といったところでしょうか。

 7巻では、地下の謎の太陽のある空間での、生死を賭けた駆け引きといったところになります。

 前から紹介したいと思っていたんですけど、毎回ふと悩むのは、「この作品の雰囲気を、どうやって文章にしたらいいんだろう?」ということだったりします。例えば表紙も見ての通りでそれっぽい訳ですが、彼女は元アイドル。その格好は100%「コスプレ」の域を出ないというか、、サバゲで軍服を着るのと同レベル。ダンジョンだからファンタジーな格好せにゃ、といった感じです。

 それじゃ格好だけかと言えば、掘り出されるお宝は真剣な<オーパーツ>の固まりばかり。武器にもなりますが、体に取り込むことにより、少しずつ蝕んでいくような厄介なものもあり。この辺りは、ダンジョンもののゲームに近いですが、もう少しエグい謎な道具、そしてそもそも、このダンジョン自体が誰がどういう目的で、どうやって作ったのか謎だらけ。深淵部には誰もまだ近づけず(モンスターもいて、奥の方ほど強力。そして地図も出来ていない)、帰ってこなかった者も、命を落とす者も出るという<ゲームではない真剣勝負な場>とも言えます。

 それぞれが大小のオーパーツを駆使して危機を乗り越えていくものの、どこかこう<日常>的な部分から、大きく逸脱してないというのが、この作品というか作者の作風の特徴、と言ってもいいんでしょうかね。。

 それは勿論、日常的なやり取りの自然さもありますが、どちらかと言えば登場人物同士のコミュニケーションの中に、様々な伏線があり、深いところで疑心暗鬼も含めて<駆け引き>があり、心理描写が多いわけではないんですが、客観的に見てそういう駆け引きの世界に重点が置かれている、というところから来るんじゃないかなと。。。 

    ↑ほらうまく書けないじゃん!!! ヽ(`Д´)ノ

 登場人物それぞれに色々な事情や過去があり、それが徐々に伏線となって物語に絡んでいく、そんな作品なわけです。ある意味、アクションといってもめっちゃ派手なシーンがある訳ではありません。変な話、「演劇」として演じられるレベルと言ったらいいんでしょうかね。。派手なシーンや舞台装置自体より、やはり物語自体の面白さで勝負しよう、という感じじゃないかなあ。。

 どちらにせよ、普通のファンタジーものと比較してしまうと、オリジナリティー色もとても強い、かなり異色な作品です。けど、なんか読んでいくと続きが気になり、引き込まれていくんですよね(先が全く予想が出来ないというのもあり)。

 上手く紹介できないなあ。。ということで、無料試し読みページも紹介しておこう。。

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