« 【クズ】各駆除方法の効果を改めて調べてみた。【ヤブガラシ】 | トップページ | シズ 「魔法少女の親友」 1巻 IDコミックス 一迅社 »

2016/10/18

今村陽子 「夜鳴きのシィレエヌ」 2巻 ヤングキングコミックス 少年画報社

 その歌声により精霊をあやつり、様々なまさに魔法を使うことが出来る少女達の活躍、、というより運命を描いていく作品になるんでしょうかね。

 力を持てるのは少女達。ある意味では忌み嫌われた存在でもありますが、それを使役する大人達により組織化されている、という感じです。使われているというよりは、どちらかというと詠唱中の護衛、サポートといったところでしょうかね。そのサポート役の大人達は、元々は「シィレエヌ」であった経験がある者が多い、という設定になっています。
 ※大人になるにつれて、その力は失われていくらしい。

 初っ端の1巻で、シィレエヌであることが発見され、確保される少女が、その後の物語の中では名前が急に変わってしまうもので、何度か首を捻りながら読んでいたんですが(汗)、シィレエヌは「コードネーム」よろしく別名を持つ、という決まりがあるとのことで、かなり読み進んでからやっと納得しました。。

 大人の都合で少女達を使うというと、「GUNSLINGER GIRL」を一寸想像するかもしれませんが、そういう関係性ではありません。仕事と言ってもピンキリで、紛争処理も上級のシィレエヌにはありますが、犬猫を探すレベルの、何だか探偵みたいな小間使いな底辺な仕事もあります。

 それぞれがまだまだ練習をしないと上手く”魔法”が使えない、また個人差の戦闘レベルも天地ほどの差があるということで(そもそも戦闘に向かない能力の娘もいますし(汗))、トラブルに陥ったりうまくいかなかったり、そしてそれぞれが助け合ったりしながら、難題に立ち向かう、そんな感じの物語です。

 基本的に、魔女のように虐げられてきた歴史もありますので、人々都の関係は微妙です。街中ではそれなりに活躍も評価されていますが、田舎に行けば差別の対象ともなります。

 そんな状況の中で紆余屈折し、挫折もしつつ、前向きに人の役にも立ちたい、仲間の役にも立ちたいという気持ちで技を磨いていく、そんな少女達の群像劇といったところでしょうかね。

 なかなか敵も味方も入り乱れて、複雑な人間模様が展開されていきますが、暗い部分も秘めつつも、全体としては逆境に負けずに活躍したい、というポジティブな方向の作品かなと思います。

|

« 【クズ】各駆除方法の効果を改めて調べてみた。【ヤブガラシ】 | トップページ | シズ 「魔法少女の親友」 1巻 IDコミックス 一迅社 »

C_アクション」カテゴリの記事

C_ファンタジー」カテゴリの記事

C_魔女・魔法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21254/64365822

この記事へのトラックバック一覧です: 今村陽子 「夜鳴きのシィレエヌ」 2巻 ヤングキングコミックス 少年画報社:

« 【クズ】各駆除方法の効果を改めて調べてみた。【ヤブガラシ】 | トップページ | シズ 「魔法少女の親友」 1巻 IDコミックス 一迅社 »