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2016/09/15

小原ヨシツグ 「ガタガール」 1巻 シリウスKC 講談社

 クラスメイトの気になる美少女が、実は<干潟オタク>だったということで、いつの間にやら”生物部”に入部させられ、日々ドタバタな学校生活が始まると。。

 この作者がいわゆる「生物部」経験者なのかは判らないんですが、部員のバラエティーに実にリアリティーがありますね。取材したのかもしれませんけど、なんか学生の頃を思い出してしまいました。

 私は高校生になった時、生物部に何となく入ってみたんですが、中々面白かったんですね。そこも魚好きな先輩とかもいましたが、ほぼ活動は自由にしていいということで、OBの資産というか異様に昆虫関係の標本や書籍が充実していたため、「ひとり昆虫班」を作って他の部員を巻き込んで山に採取に行ったりしていました。その時の部員の方々は、虫には興味なく超生物好きという程ではないけど、なんか合宿でも付き合いで山に行ってくれるいい人達で、(それをいいことに)随分と引き摺り回しました。。

 その頃のことが、何だかこの作品にとても被って見えるんですよね。

 生物部っていっても(私のように)変人ばかりではなく、ごくごく普通の学生さんが、何となく自然が好きだなあ位でやってる場合も多いんです。大学に行って生物部に入ったときもそう。

 冬には虫がいないので、バードウォッチングに誘って貰い(・・・それが人生を狂わせましたが(違))、その時の先輩方のカジュアルな装いに、ある意味ではカルチャーショックを受けました。今は当たり前の「ヤマガール」よりも、さらに軽装な出で立ちで、海や山に鳥を見にOG含めて女性の先輩方がやってくるんですね。それでいて、歩かせたら平気で藪だろうが何だろうが歩いてついて来ちゃうので(体力もありまくり)、それまたカルチャーショックでした。。。

 (あ、女性以外もいましたよ。・・・・・勿論・・・・・)

 そういう先輩達にも影響されて、昆虫以外の動物や植物にも一気に興味が広がり、しまいにはスキューバダイビングの免許まで取ってしまった上に・・・・動物関係の仕事にまでしてしまった訳ですけど(謎)、まさにそういう「普通にオシャレなんだけど生物部な人たち」を、漫画として描いているのが、この作品だったりします。

 マニアックとはいえ、知識・経験とも若干こころもとないヒロインと、それぞれ少しずつ興味のベクトルが違う2人の女子部員に囲まれて、干潟のスペシャリスト(?)を目指すことになるラブコメ作品です。

 最後のあとがきで、何だか予防線を張っていますけど、、、きっと<私みたいに>細かいことにツッコミ入れたがる<ハタ迷惑な人>を恐れているのかもしれませんが、、、それぞれの動物の生態とかしっかり調べて描けていると思いますですよ。
 そんなに心配するレベルじゃないと思いますけどね。作品の端節で、それがちゃんと判りますので。。。

 ラブコメとしても中々面白く描けていると思いますし、次巻以降も楽しみにしております。

   

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