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2016/07/27

江島絵理 「少女決戦オルギア」 全3巻 ヤンマガKCスペシャル 講談社

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 女子高生達のバトルはヒートアップし、やがてその戦いの目的と、犠牲の末に得られるもの、それを知ったことで生じる動揺などが錯綜していきます。
 最終的な戦いとその結末は。。。

 ということで、生死を賭けたバトルシーンの動きが尋常ないです。パ○○はどうでもいいんですが(違)、新体操の選手のような躍動感溢れる動きと駆け引きに、ぐいぐいと引き込まれます。なんかもう凄いなあ、としか言いようがないw

 そして戦いの末に得られるものが何か判明したことで、ヒロインの戦意は一気に消失。けど、そこから立ち直り、”目標”を改めて見定めることになります。

 ページの半分で、選手が半分とはいえ80人以上残っている段階でしたが、話は急展開していきます。数々の目論見が明るみに出て、それを知った上で、何をどう変えていくか、スイーツを賞味しながら女子会して・・・って、まあそのギャップはまたギャップでいいんですけど、ここからのまとめ方が凄いなあと。

 当然、「この巻で全てまとめる」というのが、秘密裏に作者に指令として伝わったのでしょうけど(と遠回しに書いてみる)、この尺の中でストーリーを組み立てるのに必要な<伏線>を的確に摘み取って描き切り、そしてこの限られた枠の中に描きたかったと思われるラストバトルをガッツリと盛り込み、最高潮のところで幕を引くと。。。

 その後どうなったか、ということは当然誰もが思うでしょうけど、そこを描くことは蛇足でしかないですよね。

 彼女は想定外も含めた戦いの末に、<目的>を掴み取った。本当に幸せになれるのかは判りませんが、それはいいじゃないですか、と。。

 なんかこう、よくこの尺の中に上手にまとめたなあと、改めて思いました。

 描こうと思えば、この後のカオスな世界も描けるかもしれませんけど、どうでしょう?けど、この美しいラストに対しては蛇足にならないかな?というのが心配。。


 ただ最後に一言。
 ページ数の都合はあったのだと思いますけど、最後のオマケ漫画の前に、空白で1ページは欲しかった(笑)。もうちょい余韻に浸らしてよ!ということで。

(※けど、嫌いじゃないですよ!頑張れ「すぐ死ぬ〜ズ」!w)

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