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2016/06/03

岩城宏士 「スモーキング」 2巻 ヤンマガKCスペシャル 講談社

 自由業な悪党専門の4人の”殺し屋集団”の仕事ぶりを描いた、ハードボイルド作品・・・かな?

 かな?、というのは、この作品はやってることはかなり”えげつない”んですが(入れ墨部分の皮を剝いだり、死体は何も証拠が残らないように処分する等々)、いわゆるグロいシーンは”ほぼ”描写していません。

 ある意味では半端モノの集まりである若者達を、チームとしてうまく使いこなし、痕跡も残さず人々を消していく、、、そういう想像させることで恐怖を描くという、そんな手法が採られています。
 とはいえ、何をしているかはセリフや各々のシーンから想像ができるので、やってることのえげつなさは半端ないですね。。

 実際のところ、依頼はその”自由業の同業者”から受けます。そして確実に仕事をこなす中、自由業専門の殺し屋ですから、当然そこから恨みも買います。
 そのため、殺し屋同士の死闘というのも必然的に発生するため、2巻あたりからはかなりきな臭くなってきました。
 
 もの凄い身体能力があるとか、派手な飛び道具を使う”必殺仕○人”とは、流れは近いですが若干違う雰囲気です。特別な技がある訳ではなく(まあリーダーはそれなりですが)、様々な機器や薬品や、小道具を駆使して作戦を敢行し、相手を拉致して束縛し、そして”証拠”となる入れ墨を剝いであとは溶かして終わり。誘拐した事実すらも証拠として残さないので、本当に「人を消去する」というところに重点を置いています。

 自分達も罠に填められたりして、それを何とか乗り切るために必死に足掻く、自分達がやっていることは正義ではないが、悪党しか殺らないというポリシーを持って活動する等々、ギリギリの綱渡りもしながら、今日もどこかで悪党を”消して”いく、そんな作品です。

  

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