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2015/10/26

島崎無印 「怪獣の飼育委員」 1巻 まんがタイムKRコミックス 芳文社

 沢山の怪獣が普通に出現し、そしてなぜか大人しく日常の中に存在している近未来、という設定なんですが、怪獣がでてきてここまで<ほのぼの>とした作品、見たことありません(笑)。

 突然、人類の前に出現した怪獣達は、ひとしきり暴れて街を破壊したものの、ある少女達の歌声により、飼われている猫のように大人しくなることが判明。それ以降、怪獣達を大人しくさせる飼育員「テイマー」が養成されるようになり、人間に危害を加えることなく、ある意味では”共存”しているという世界です。
 そしてその「テイマー」を養成する学校に入学した少女達の中から、学校の裏庭に住み着く「怪獣」の飼育係が決められ、面倒を見ることになる。そんなお話です。

 とはいっても、実際の所は巨大な体を持ち、単に「暴れない」、「人間に危害を加えない」、というだけの巨大な存在。保護区というか隔離区域が設けられ、基本的にはその中で生活することだけが許されています(前述の学校に住んでいる個体は、授業用の個体ですね)。
 何かを食べるでもなく”光合成”でエネルギーを蓄え、そして死ぬと石に変化すると言われている、謎の、、生き物とも何ともいえない物体です。しかしそこには確かに意志もあり、生き物のように振る舞うこともあり、少女達の歌声にうっとりと聞き惚れる、そんな存在でもあります。

 なんか設定だけ見ると、モ○ラかキン○○ーサーか、って感じですけど、若干ベクトルは違います。けどまあ、怪獣の存在自体、バラエティーもありすぎるし謎も多すぎるで、この先の展開はどうなるんだろう、となかなか気にもなりますね。

 謎に包まれた生態を持つ「生物」として、言葉は交わせないけど何かを感じ、そして考えて行動している怪獣達に、今日も飼育委員達は翻弄され続けますよ、と。

  

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