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2015/08/12

藤田和日郎 「黒博物館 ゴースト アンド レディ」 全2巻 モーニングKC 講談社

 「うしおととら」が何の前触れもなく突然アニメ化されてビックリしてますけど、この作品は出版社違えど店頭に沢山山積みにされていますね。
 まあ売るなら今でしょ、というのも当然でありますが(爆)。

 これの前シリーズである「黒博物館 スプリンガルド 」も増刷されて並べられてますね。なんか本作は途中で終わらされた感もあるのに、なんだか凄い推しようだなあ。。 というのはさておき。

 この作品は、とある幽霊と「ナイチンゲール」の二人の”戦い”の物語を、とある博物館のキュレーターが聞き役となって綴られていく、そんな作品になります。
 ネタバレしたらあかん気がするので、あらすじはこのくらいで。

 史実を噛み砕いた上で、そこに幽霊同士の戦いが絡んでいくという物語ですが、藤田作品に共通で使われているのが、演劇的な演出ですね。
 映画などでも同じうような技法を見かけますけど、それもおそらくは演劇的なものをベースにしているのだと思います。まあ、演劇と映画、どちらを参考にされているのかは、実際は分かりませんが。。

 コマ割りから語りまで、まるで劇場で昔語りをする幽霊とキュレーターの間で、平行して語られる内容が進行していくような、そんな感じの進行になっています。

 なんて改めて書くことでもないんですけどね(汗)。 こういう演出は、わかる人にはわかる訳ですし。

 ただ、この方ほどこの演劇的な演出に拘ってる人もいないような気がするんで、ちょっと書いてみた次第です。

 そういう意味では、この「ゴーストアンドレディ」は、実に舞台としては独壇場な作品ですね。もう少し続けたかったという御本人の談はあるものの、最後もしっかりまとまっていますし。

 次はどんな劇が見られるんでしょうね。

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