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2015/08/16

スガワラエスコ 「マドンナはガラスケースの中」 1巻 Ruelle COMICS 実業之日本社

 主人公はどこかパッとしないアラサーの爬虫類専門店の店員さん(男性)です。
 学生のときにこの店の店長さんに爬虫類の世界に引き込まれた彼は、少々変わった性癖が、、、

 というか、トカゲに欲情するのはいかがなものかと思いますけど、まあ世の中いろいろな人がいますので、その辺はまあそういう変わった人が主人公だということで。

 そんな彼の勤める店に、一人の少女がやってきます。トカゲを飼いたいということで。その妖艶で無邪気な雰囲気に、人間以外に興味を示さなかった彼も、やっと人間らしい感情が芽生え・・・・・

 しかし、そんな彼女は、、、○学生だったのでした。


 手を出したら犯罪だぞっっ(・∀・)


 まあ、当の彼女の方はまったく意識はなく、その年齢にしては大人っぽすぎる雰囲気を醸し出しつつも、やっぱり思考は○学生。まったく悪気も何もなく、色気を醸し出しています。親にまだ飼うことを打ち明けられないため、店に通う毎日が続くことになるわけですが。。
 まあ、ガラスケースの中にいるのは誰なのか?という微妙な雰囲気の中、トカゲモドキ(ヤモリですね)を飼うための駆け引きが始まることになります。


 作者御本人も飼育されているようなので、爬虫類の飼育に関する豆知識・・・なレベルじゃない情報は、何というか十分過ぎるを越えていますね。ある意味、ほんとにマニアな世界です(笑)。

 日本には存在しない外来生物を飼育する上での心得など、そういう部分を説明する中で、作者の(あるいは知人の店員さんかな?)の考え方が盛り込まれていて、なかなか興味深い感じがします。

  ・飼うならとにかく責任を持って

  ・野外には放逐しない

 生き物を飼う上では基本的なことですけど、それが守れない人が本当に多いんですよね。。

 昔であれば、屋外で捕まえてきたものを飼うという感覚なので、飼えなくなったら逃がせばいい、というのが普通でした。そうやって育ってきた親御さんは、あまり逃がしちゃダメ、ということは意識していない人が多いような気がします。

 けど、いまペットショップで売られているものは、殆どは海外から輸入されてきた生き物たちです。
 日本在来種として売られているものも、近隣からもってきた訳ではなく、東京のお店で関西や東北の個体が売られていたりします。これらは野外に出てしまった場合、「国内外来生物」と呼ばれることもあります。

 熱帯魚から昆虫まで、いろいろなものが売られていますが、飼うのであれば死ぬまで面倒を見る、野外に放してしまわない(日本在来の生物と交雑したり、駆逐してしまうようなものもいます。また日本在来でも、地域が違うと遺伝的に混ざってしまい、遺伝子攪乱が生じることになります)、という本当に基本的なこと、勉強した上で飼って、あるいは子供に飼わせて欲しいな、、と思う昨今です。

 また脱線しましたが、この作品は動物漫画というよりは、もう少しレディス系という雰囲気の作品になります。動物がメインといえばそうなんですが、若干雰囲気は違うかもですよ。

 ・・・けど、まあ作者の思い入れは相当なものなので、特に爬虫類を飼育するのが好きな人には、十分に楽しめるかもなあ(笑)。

  

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