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2015/08/18

秋吉イナリ 「東京おさんぽがーるず」 1巻 ジェッツコミックス 白泉社

 東京下町に住みながら、とても奥手で引っ込み思案、そして下ばかり向いて歩いていた少女。
 やがて大学に入学するわけですが、そんな彼女が道がてら、天真爛漫な帰国子女(ハーフ)の少女と出会うことで、下町を”上も向きながら”歩き始める、、、そんなお話です。

 基本、東京の下町を散策しつつ、渋谷などにも”遠征”し、地名の由来、そして歴史などを行き当たり場当たりで”発見”しながら、いろいろな場所を散策する、2人だけの「おさんぽ部」の創設がこの巻の内容です。

 内容的にはミニチュアな「ブラタ○リ」か「○モリ倶楽部」で扱いそうな内容でございます。帰国子女の少し日本人離れした感覚というか、直感とかに助けられつつ、今までさりげなく歩いていた下町の景色が、視点を変えることで全く違った風景となる、、

 そんな経験は、したことがある人もいると思います。
 私は野外でよくそういうことがあります。私は基本、鳥が好きなので上ばかり見て歩いてる・・・みたいです。けど、花や虫が好きな人と歩いていると、気がつかなかったような足下に、知らなかった世界を見つけて教えてくれるんです。相手方も鳥は遠くを飛んでいるだけで、じっくり見たことはないので望遠鏡で見せてあげると喜んでくれますし、私もいろいろ勉強になって楽しかったりします。

 別のたとえで言えば、今は”秋葉原”でしょうかね。電子部品の世界は、今は肩身が狭いですけど、パソコンが好きな人が行く店と、電子工作が好きな人が行く店、そしてゲーム・アニメ系が好きな人が行く店、さらにAKB目当てで行く人が覗く店と、同じ秋葉原なのに、興味の違いでまったく違った景色がそこにあったりします。目には入るわけですけど、興味がないと情報として頭にインプットされないものなんですよね。。 なので、別の趣味の人にくっついて歩いたり店の中を覗いてみると、知らなかった世界がそこに広がっていたりするんですね。

 そういう意味で、興味のベクトルが違う人達が、同じ場所を歩くと、全く違う景色がそこには見えてきたりします。本当に興味がなければあれですが、これも結構楽しいものですよ。

 ちなみに白泉社のこういう単行本って、、、1巻目では最初、「1巻」って入らないんですよね。2巻目以降が出て、増刷された際に初めて「1巻」と入ることが多いです。これは売上げによっては「全1巻」になるという含みではあるんですが、、、

 けど確かにこの作品、HPにも連載終了って書かれてるし、出ないのかなあ。。。地理学の先生とかも、これから絡むぞ~という雰囲気で出てきたわけですし(まあ、作品中でもしっかり登場してますが)、単行本の売上げ次第で連載、とかにならないですかねえ。

 という願いを込めて、「1巻」とタイトルに入れておきます。

   

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