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2015/07/02

水谷麻志/イダタツヒコ 「宵街オーバーロード」 1巻 サンデーGXコミックス 小学館

 異世界から飛ばされてきた王女様と、昔その異世界と交流があった街に移住した、伝説の勇者達の子孫が出会い、そこから物語は始まると。。

 一人一人のキャラが結構濃く、そして色々な過去や秘密を抱えていますが、街全体の雰囲気は、人間と異世界の住人が仲良くお祭りをするような、日常の中にちょっと不可思議な住人がいる、宿場町的な世界というところですかね。
 実際には、異世界との交流は50年ほど前からあまりされていない、という設定になっています。

 読み始めて思ったんですが、「これアニメの原作?メディアミックス?コラボ?」というくらい、世界観の設定がしっかりしているんですよね。「アニメとコラボなんですよ」って言われたら、アニメの方探しちゃいそうなくらい。
 そしてその設定を小出しにしつつ、喫茶店を営業する(そこで無理矢理働かされたり、居候したりする)登場人物の立ち位置が、だんだんと判ってくるという感じです。

 1巻目は登場人物の設定+街自体の設定(いろいろな妖しい住人だらけ)の紹介という感じの位置付けですが、謎の魔法アイテムの争奪戦など、もうドタバタは始まってます。

 まだまだ序の口なので、これからストーリーがどう展開していくか、ですね。。

 この作者と原作者の組み合わせ、前作の「桃源郷へようこそ!」から続いていますが、ある意味では素晴らしい相乗効果があるなあと思っていたり。
 原作のイダタツヒコ作品といえば、奇想天外な設定とアクションが持ち味。私はあの絵柄も好きなんですけど、まあそれは置いておいて、、
 新人となってるんですが、水谷氏の絵柄はいわゆる今風。というより、とても新人とは思えないんですよね。。描写の的確さもそうですし、アクションもしっかり描けているし、そして女性キャラも可愛く描けている。そして原作の持つ持ち味を、完全に自分の中で消化しきって描いている感じがします。。

 まあ、原作者の関わり方というと、実はまったく人それぞれらしいです。本当にあらすじみたいなプロットだけ書く人もいれば、コマ割やらキャラ設定まで細かく打合せする人もいるみたいなので、今回のコラボでどこまで関わっているかは判りませんが、結果論ですけど前作も含めて、いいバランスなんじゃないかなあと思ったりします。。

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