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2015/06/11

鈍速毎日 「マジカロマジカル」 1巻 少年チャンピオンコミックス 秋田書店

 ある意味では「魔女もの」とも言えますが、どちらかというとバイオハザード的な、表紙から受けるイメージよりもずっとグロで重い作品かもしれません。
 結構人が死んでいきますし。。それを受け入れる人、受け入れられず悩む人など、様々出てきます。

 あるウィルスに感染し、怪物というか魔物化してしまった人間が、人々を襲う近未来。その怪物の出現と同時に、怪物と対峙できる特殊能力を得た人間が現れます。
 そのある意味では超能力者が、「魔女」と呼ばれる存在。

 怪物に両親を殺されたヒロインは、魔女見習いですが簡単な治癒能力しかない程度の”非力な魔女”。そんなさえない、謝りぐせで頭を下げてばかりの彼女が、圧倒的なパワーを持つ怪物に戦いを挑む事になるわけですが。。

 ある意味、「熱血マンガ」ですね。えぇえぇ。逃げちゃダメだじゃないですが、他人を救えないもどかしさから、自分が嫌になりつつ、それで諦める自分も嫌であると。そしたら猪突猛進で勝てるかどうかは別にして、戦わなくてはならないと。

 そんな逆境の中で、健気に頑張るヒロインと、一目惚れしてしまってその後に”アレ”になってしまう男子、大した戦闘力はないけど、チームを組んでいた仲間の魔女達とともに、理不尽な怪物達と戦っていくわけですが。。

 怪物になる部分のプロセスや、細かな設定はまだまだ序の口で伏線として伏せられていますが、話の作り方はいいんじゃないでしょうかね。各エピソードには、想像をちょっと超えて、なかなか読めなかった展開が結末として用意されているので、読んでいてどうなるのかなあと楽しめるんですよね。

 この作品作るのに、特にストーリーや構成には時間を相当かけて作ってるんじゃないかなあと思います。
 あとは絵柄に対して、結構ダークな怪物達の絵柄や設定のギャップが、どの程度相乗効果となるかでしょうか。
 裏切られるという意味では、私は面白いなあと思うんですけど、熱血だけでこの先も押し切れるのか、というのもありますし、掴みはOKだけど、あとは2巻以降の展開次第でしょうね。

 

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