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2015/05/26

田辺イエロウ 「BIRDMEN」 5巻 少年サンデーコミックス 小学館

 鳥つながりだからって読み始めたワケじゃないですからっ(1巻の時はどんなかなと思って手にとったのは内緒)。

 この作品は、ある意味ではヒーロー物に近いんでしょうかね。そういう部分の要素は各所に盛り込まれています。

 ポーカーフェイスで無表情の不思議な同級生に、ある日、瀕死の事故の現場で救われた4人。
 彼は人の救いの声に導かれるように現れ、事件を解決して消えていく噂の”鳥男”でした。
 そして、彼の血が体内に入ることにより、4人にも変化が生じ、そして”鳥男”=BIRDMENとしての能力が徐々に現れ始めます(一人は女性ですけどね)。

 最初の彼も、実はまだその能力が何なのか、よく判っていません。しかし、定期的に現れる”モンスター”を倒さなければ、彼らは生き残れない、、そういう状況は否応なく彼らの生活を変えていきます。そのため、翼の使い方やその他を5人で練習しながら、現れるモンスターと戦っていたのが4巻まで。

 5巻からは、鳥男を”セラフ”と称する、謎の組織「EDEN」が、大々的に干渉を始めます。セラフをコントロールすることが目的だという組織の、その本当の目的は何なのか。。

 ある意味では、生物の<進化>という面で捉えられている物語の進展。この辺りが実は個人的には面白いですね。精神的なテレパシーでコミュニケーションが取れるようになると、言葉が消失すると。。それをそんな生き物は脆弱だと捉えられていますが、本当にそうでしょうか?

 心で会話し、嘘も何もつけない世界、想像力の衰えた世界は、確かに”人間”の視点から見れば魅力に欠けた世界かもしれませんが、恐らく彼らをコントロールしようとしているのは、何かを恐れているからではないでしょうかね。。

 その辺りは、加速化する物語の中で、これから答えとして描かれていくでしょう。まあ、まだまだ序の口ですけどね。物語としては。。

 生物としての”BERDMEN”の進化は、どこを目指すのか。先の読めない展開の先に、何が待ってるんでしょうね。

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